浜松パワーフードマッチングツアー レポート(後編)
生産者圃場見学で浜松パワーフードの魅力を体感
浜松パワーフードマッチングツアーの午後は、レタス、キュウリ、トマトの生産者圃場を視察し、ファーマーズマーケット三方原店でマッチング会が行われました。
<佐野農場 レタス類>
約1万坪の圃場で、葉野菜やフルーツトマトなどを水耕栽培。新品種の開発に力を入れ、レッドリーフ、サラダ菜、ロメインレタス、スティックリーフなど、多品種の葉野菜を出荷しています。
<袴田農場 キュウリ>
浜松では珍しく、年間を通じてキュウリを専門に栽培しています。有機肥料を使用し、温度・湿度をコンピューター管理。キュウリの産地として知られる宮崎や群馬の農家と交流し、最新の栽培方法を学んでいます。
<山下農場 トマト>
本来の栽培時期よりも、開花・収穫を遅らせる「抑制栽培」によるトマトの圃場を見学。陽当たり、水やりを繊細に管理することで、高品質のトマトを栽培しています。
<ファーマーズマーケット三方原店 マッチング会>
マッチング会では、浜松の農業や鮮度にこだわるファーマーズマーケットの仕組みについてレクチャーを受けたほか、朝採れ旬野菜を地元飲食店へ流通させるための協力体制や情報共有についてご提案いただきました。また試食会では、プチヴェールやかぶ、人参など旬の野菜の美味しさに、プロの料理人の方たちから感嘆の声が上がっていました。